骨壺のふたを開けたとき、白いはずの遺骨に黒っぽい斑点や、綿のようなものがついているのを見つけて、心臓が止まりそうになった——そんなご相談が、実際に寄せられています。
中には、ご相談をいただかないまま骨壺が届き、こちらで開けてみたら黒ずんでいた、ということもあります。飼い主さんが骨壺を開けていなかったり、気づいていても言い出せなかったりするためです。そうしたケースもあります。まずご自身を責めず、落ち着いて読み進めてください。
遺骨にカビのようなものを見つけたら、ご自身の判断で薬剤を使ったり天日干しをしたりする前に、まずは今の状態をそのままお伝えください。写真を送っていただけると確実ですが、撮るのがつらいときは、お電話でお話しいただくだけでも構いません。陽だまり供養社では、必要な場合に800℃以上の高温再焼成処理を行いますが、ご遺骨の状態によって仕上がりは異なります。
このページでは、「カビ」と「黒ずみ」を分けたうえで、陽だまり供養社で実際にあったことを、代表の言葉のまま正直にお伝えします。
この2つは見た目が似ているため混同されがちですが、原因も、当社での向き合い方もまったく違います。
黒ずみ:火葬の段階で燃焼が不十分だったために残った跡です。保管中に新しく生まれるものではありません。
カビ:火葬後、保管している間に生えるものです。湿気や結露が関係します。
検索で「ペット 遺骨 カビ」とたどり着いた方の多くは、目の前にあるのがどちらか分からない状態だと思います。次の章から、それぞれの原因と、陽だまり供養社での向き合い方を分けてお伝えします。
遺骨は骨の主成分であるリン酸カルシウムのほかに、微量の水分やたんぱく質成分を含みます。保管環境によっては、この水分がカビの発生条件をそろえてしまうことがあります。
湿気の侵入:骨壺のふたが完全に閉まっていない、パッキンが緩んでいるなどで、外気の湿気が少しずつ入り込みます。
結露:窓際や気温差の大きい部屋に置くと、骨壺の内側に結露が生じることがあります。
骨自体の水分が抜けきっていない状態での密閉:お迎えして間もない時期に密閉すると、内部に湿気がこもります。
いずれも、飼い主さんの管理不足というより「保管環境と骨の状態が重なった結果」であることがほとんどです。
素手で直接触れない カビの胞子は体質によってアレルギー症状につながることがあります。可能ならマスクと手袋を。
自己判断で薬剤を使わない 消毒用アルコールや漂白剤で拭き取りたくなるお気持ちはよく分かりますが、専門的な判断のないまま薬剤を使うのは避け、まず相談してください。
骨壺を風通しのよい場所へ移す 直射日光の当たらない、湿気の少ない場所へ。ふたを開けたままにする必要はありません。
状態を写真で記録する 撮れるようであれば、複数の角度から撮っておくと相談がスムーズです(詳しくは後述します)。
専門業者に相談する 自己判断で対処を進めず、まずは今の状態をありのまま伝えてください。
カビ対策としてよく紹介される方法に「天日干し」があります。ただ、代表は次のように話しています。
「天日干しというのは、洗濯物と違うのだから、どうかと思います。」(陽だまり供養社 代表)
天日干しが対策として挙げられがちなのは、それ以外に乾かす手段がないからだと考えられます。屋外に置くと、次のような難点もあります。
風で細かなご遺骨が飛んでしまう
砂やホコリ、虫が付着する
夜露や湿気で、かえって水分を吸ってしまう
陽だまり供養社では、必要な場合に800℃以上の高温再焼成処理を行うため、天日で時間をかけて乾かす工程そのものが要りません。
カビや黒ずみよりも注意していただきたいことがある、と代表は話します。
「骨壺だと割れてしまったら、割れたものがお骨と混ざってしまうので、それが厳しいので、目に見えないところもあるかもしれないので、そっちの方が怖いです。黒ずみとか(より)。」(陽だまり供養社 代表)
割れた陶片が遺骨に混ざると、目視だけでは見つけにくい場所に入り込むことがあります。カビや黒ずみは当社で処置できますが、破損した骨壺の陶片は取り除きにくい問題です。配送中の衝撃で割れることもあるため、梱包の際は骨壺が動かないよう緩衝材でしっかり固定していただくことをおすすめします。
ここでは、黒ずみとカビ、それぞれについて実際にあったことと、当社の処置の考え方をお伝えします。
黒ずみ(火葬の段階で残った燃え残り)については、実際にお預かりした例があります。ご相談なしに届き、開けてみたら黒ずんでいたケースです。
「カビのあるご遺骨に800度の高温再焼成をすると真っ白になります。真っ白になりますね。匂いもなくなりますね。」 「この状態は火葬した時に黒く残ってたはずなので、もともと白い状態じゃなかったお骨になります。なので、まあそういうお骨でも真っ白になるということです。真っ白にならなかったケースはないですね。」(陽だまり供養社 代表)
もともと白くなかったお骨が、高温再焼成処理によって真っ白になり、においもなくなった——これが実際にあったことです。ただし代表自身、言い切ることには慎重で、当社としても「必ず真っ白になります」と断定はしません。
カビ(保管中に生えたもの)についても、同じ800℃の高温再焼成で対応します。
「カビと黒ずみは違いますけど、どちらもなくせます。それがこの800度の温度ということなので。」(陽だまり供養社 代表)
代表は「言い切らない言い方で」と話しており、当社としても「必ずなくなります」とは断定しません。ご遺骨の状態によって仕上がりは異なります。ご相談自体はいつでもお受けしていますので、状態を隠さずお伝えください。
「もし写真を送ってもらえるなら、写真の方が確実ですもんね。」(陽だまり供養社 代表)
状態を正確に把握するため、写真を送っていただけると確実です。ただ、ショックでとても写真を撮る気になれない、という方もいらっしゃると思います。その場合はお電話でご状況をお話しいただくだけでも構いません。無理に撮影する必要はありません。
カビや黒ずみが疑われるご遺骨だからといって、特別な梱包方法があるわけではありません。湿っていても、そのまま密閉して送っていただいて大丈夫です。処置はこちらで行います。
袋に入れて梱包材を詰めていただく、という通常の梱包で問題ありません。送骨キットをお使いの場合もご自身で梱包される場合も変わりません。書類も通常どおり同封してください。前章のとおり、骨壺が動いて割れないように緩衝材で固定していただくことだけ、あらためてお願いします。
カビ・黒ずみが見られるご遺骨も、通常のご依頼と同じ料金で受け付けています。高温再焼成処理が必要な場合も、追加費用はいただきません。
基本料金:全国一律1体10,800円(税込・骨壺6寸まで)
送骨キット不要の場合:9,800円
桐箱仕上げ:12,800円
7寸以上・標準キットに収まらない場合:個別見積り
料金の詳しい内訳は、ペット粉骨料金|一体ずつ丁寧に10,800円-陽だまり供養社でご案内しています。
いいえ。カビの発生は、保管環境の湿度や温度、骨壺の密閉性など、複数の要因が重なった結果であることがほとんどです。また、黒ずみについては、そもそも火葬の段階で残ったものであることもあり、保管の仕方が原因とは限りません。ご自身を責めず、まずはご相談ください。
粉骨自体は、カビや黒ずみを取り除く処置ではありません。状態によっては、粉骨前に高温再焼成処理を検討します。黒ずみについては真っ白になった実例がありますが、カビも同じ800℃で対応するものの、ご遺骨の状態によって仕上がりは異なるため、「必ず消えます」とお約束はできません。
おすすめしません。専門的な判断がないまま薬剤を使うのは避けてください。天日干しについても、風で遺骨が飛ぶ、砂やホコリが付く、夜露でかえって湿気を吸うといった難点があります。当社では800℃の高温再焼成処理を行うため、乾燥のための時間そのものが不要です。
写真を送っていただけると確実です。ただ、撮るのがつらい場合はお電話でご状況をお話しいただくだけでも大丈夫です。
特別な梱包方法はありません。湿っていてもそのまま密閉して送っていただいて構いません。ただし、骨壺が配送中に割れないよう、緩衝材でしっかり固定してください。
はい。陽だまり供養社は全国郵送対応です。店舗での対面受付や訪問は行っておりませんが、電話・フォームでのご相談はいつでも承っています。ご相談は無料です。
ペットの遺骨にカビや黒ずみを見つけたときは、素手で触れたり自己判断で薬剤や天日干しを行ったりせず、まずは状態を写真かお電話で伝えてください。
陽だまり供養社では、黒ずみについては実際に真っ白になった例があります。もともと火葬の段階で残っていたものが、そうなったという事実です。カビについても、同じ800℃の高温再焼成で対応しますが、ご遺骨の状態によって仕上がりは異なるため、結果をお約束するものではありません。どちらの場合も、状態を隠さずお伝えいただくことが、いちばんの近道です。
LINEでも、ご相談をお受けしています
読んでいて気になったこと、ご遺骨の状態のことなど、
LINEから写真とあわせてお送りいただけます。
代表本人が、7:00〜23:00(年中無休)の間に順番にお返事します。