火葬を終えて骨壺を受け取ったとき、「これから、この子をどうすればいいんだろう」と立ち止まってしまうこともあると思います。
自宅に置いたままでいいのか。お墓に納めるべきなのか。散骨という言葉も聞くけれど、自分にできるのか。検索していくうちに「遺骨 処分」という言葉にたどり着いて、その響きに戸惑ってしまった方もいらっしゃるかもしれません。
このページでは、遺骨の主な選択肢を、陽だまり供養社代表の言葉を交えながらご紹介します。急いで決める必要はありません。ご自身と、ご家族のペースで読み進めてください。
検索していると、「遺骨 処分」という言葉が出てきます。でも、大切な家族だったその子に対して「処分」という言葉を使うことに、抵抗や罪悪感を覚えるのは、自然なことです。この言葉について、代表はこう話しています。
「処分というより、供養をするということだと思います。日本で人間で言ったら、墓じまいみたいなものだと思うので。」(陽だまり供養社 代表)
遺骨をどこかへ送り出すことは、その子を「片付ける」ことではなく、人間で言う墓じまいに近い、ひとつの区切りの供養です。
「そんなに落ち込むことはないと思います。どうしても別れの時は来るとは思いますが、それでも心のそばにはいつもペットちゃんがいること、亡くなった後でもペットちゃんがいるということは、ご家族様もペットちゃんも、ちゃんとわかっていますよ、という言葉をかけたいですね。」(陽だまり供養社 代表)
どんな形を選んでも、その子との時間が消えてしまうわけではありません。
ペットの遺骨を自宅で保管すること自体は、法律上問題ありません。火葬を終えたばかりで気持ちの整理がついていないなら、無理に結論を出す必要はないのです。納骨しないで家に置いておくことについては、ペットの遺骨、納骨しないで家に置いていい?-陽だまり供養社でもご紹介しています。
庭など私有地への埋葬についても、一般的には大きな問題にならないとされていますが、自治体によって考え方が異なる場合があります。具体的に検討する際は、お住まいの自治体窓口へ確認しておくと安心です。
まだ決められない、というのは自然なことです。次の章で、代表がすすめている考え方をご紹介します。
ご相談を受けたら、代表がまず確かめたいのは、次のことです。
「どういう形があなたにいいのか、それはあなた次第です。自宅に置いてずっと置いておきたいのか、埋葬したいのか、散骨したいのか、今、現在どうしたいのかを優先にした方がいいかなと思います。お一人であればご自身で、ご家族がいらっしゃれば家族全員で話し合って決めていただくのがいいのかなと思います。」(陽だまり供養社 代表)
「将来どうするべきか」ではなく、「今、自分はどうしたいか」。この順番で考えると、気持ちが整理しやすくなります。ひとりで抱え込まず、ご家族がいらっしゃる場合は、みんなで話し合って決めていただくのがよいそうです。
「今、どうしたいか」がまだ見えない方のために、主な選択肢を整理してご紹介します。
骨壺のまま、あるいは真空パックにしたお骨を、自宅にそのまま置いておく方法です。「まだ決められない」という方には、代表もこの方法をすすめています。
「迷っているうちは手元供養で自分のところに置いておくのが一番いいかと思います。手元供養でもう大丈夫かなと思った時に、埋葬や散骨でという形がいいかなと思います。」(陽だまり供養社 代表)
つまり手元供養は、「決められない間の仮の置き場所」ではなく、それ自体がひとつの立派な選択です。長期保管を考える場合は、真空パックにすると湿気の侵入やカビの発生リスクを抑えられます(完全な防止や永久保存を保証するものではありません)。詳しい保管方法はペットのお骨パウダーを長く美しく保管する方法、手元供養を毎日どう続けていくかについてはペットの手元供養はいつまで?毎日の向き合い方-陽だまり供養社でもご紹介しています。
「もう大丈夫」と思えたときに選ばれるのが、庭など思い出の場所への埋葬、海や山への散骨、ペット霊園や納骨堂への納骨といった方法です。手元に置かないことを選ぶ場合も、他のペットと合同で供養する合同供養(合祀)と、個別のスペースに納める個別納骨とでは、費用やその後お参りできる形が異なります。どちらを選んでも、その子を大切に想う気持ちに変わりはありません。
埋葬が決まっているときは粉骨をお勧めし、迷っているうちはしなくていい、というのが代表の考えです。粉骨したお骨を土に入れるときの扱いは、ペットの遺骨を土に還す|庭に埋める前の確認-陽だまり供養社でご紹介しています。散骨を行う際は、周囲への配慮を忘れず、節度をもって行うことが大切です。海や山への散骨についてさらに詳しく知りたい方は、ペット散骨は自分でできる?場所と決断-陽だまり供養社もあわせてご覧ください。
これらの供養方法については、ペット粉骨のその後|供養の選択肢と組み合わせ方-陽だまり供養社でさらに詳しくご紹介しています。埋葬や散骨を終えたあと、手元に残った空の骨壺の扱いに迷う方は、ペット骨壺の処分に罪悪感はいらない理由-陽だまり供養社もご覧ください。
「手元にも置いておきたいし、埋葬や散骨もしてあげたい」——そんな方には、粉骨したご遺骨を複数の袋に分けてお返しする「分骨」という選択肢もあります。
「自分のそばにもいてほしいし、供養もしたい。その両方を叶える、とてもいいアイデアだと思います。」(陽だまり供養社 代表)
「埋葬や散骨が終わったら、またお参りに行ったり、そこに出かけたりすることも、供養になるかなと思います。どちらも大事だと思います。」(陽だまり供養社 代表)
分骨は陽だまり供養社でも承っています。料金は袋数や梱包、発送先の数に応じた個別見積りとなりますので、まずはご相談ください。分骨への迷いについては、ペットの分骨はよくない?粉骨して分ける方法-陽だまり供養社でご紹介しています。
「犬だから」「猫だから」と、動物の種類によって遺骨の扱い方を変える必要があるのか気になる方もいらっしゃると思いますが、代表の答えはシンプルです。
「いや、特に違いはないです。」(陽だまり供養社 代表)
犬も猫も、うさぎやハムスターなど他の動物も、ここまでご紹介してきた考え方——「今、どうしたいか」から選ぶことに変わりはありません。犬の粉骨について詳しく知りたい方は、犬の粉骨について知っておきたいこと-陽だまり供養社もご覧ください。猫の粉骨については、猫の粉骨|お骨の量と、歯や爪を残したいとき-陽だまり供養社をご覧ください。
遺骨をどこに置くか、方角に決まりがあるのか、気になるかもしれません。この点についても、代表に聞きました。
「遺骨を置いてはいけない場所は特にないですけど、ただ湿気があるところ、カビが生えやすいところはやめといた方がいいかなと思います。」(陽だまり供養社 代表)
方角や場所そのものに厳密な決まりはありませんが、湿気がこもりやすい場所やカビが生えやすい場所は避けたほうがよい、とのことです。すでに骨壺にカビや黒ずみが見られる場合の対処法は、ペット遺骨のカビ|対処法と対策で詳しくご紹介しています。
「もっと早く決めるべきだったのでは」「もう何年も経ってしまったけれど、今さら相談してもいいのだろうか」——そう感じる必要はありません。
「どちらも、その人その人でタイミングがあるので、伝えることは変わらないです。今どうしたいのか、もしくは将来どうしたいのか、その上で相談して決めていく形がいいかと思います。」(陽だまり供養社 代表)
火葬した直後でも、何年も骨壺のまま自宅に置いてからでも、伝えることは変わらないそうです。今のご自身の気持ちを、そのまま聞かせてください。
手元供養、埋葬、散骨、分骨——どの選択肢も、遺骨をパウダー状にする「粉骨」をしておくと、後から選びやすくなります。粉骨はゴールではなく、その先の供養につながる準備です。
「骨の形を崩してしまうのはかわいそうなのでは」と迷う気持ちがある方は、粉骨は「かわいそう」?迷う気持ちに答えるもあわせてご覧ください。粉骨そのものについて詳しく知りたい方は、粉骨とは?ペットの遺骨を粉末にする意味と注意点をご覧ください。
陽だまり供養社は、全国どこからでもご遺骨を郵送でお預かりする粉骨専門サービスです。まずはWEBフォーム・お電話・LINE公式アカウントからご相談ください。代表が内容と料金をご案内し、お支払いの確認後に専用の送骨キットをお届けします。キットが届いたら、ご遺骨と必要書類(身分証明書のコピー・署名した「ご遺骨に関する申告・粉骨依頼確認書」)を同封して発送してください。
内容 | 料金(税込・1体あたり) |
|---|---|
基本料金(骨壺6寸まで・送骨キット込み) | 10,800円 |
送骨キット不要の場合 | 9,800円 |
桐箱仕上げ(送骨キット込み) | 12,800円 |
桐箱仕上げ・送骨キット不要 | 11,800円 |
7寸以上・標準キットに収まらない場合 | 個別見積り |
ご遺骨を当社へ送る送料(往路) | お客様負担(実費) |
料金には、1体ずつの完全個別粉骨、UV処理、透明の真空パック袋による仕上げ、粉骨証明書、写真付き粉骨作業報告書が含まれます。カビ、湿気、黒い燃え残りなど、状態を整える必要があると判断した場合には800℃以上の高温再焼成処理も行いますが、この処理にかかる追加費用はいただきません。ご遺骨をお送りいただく際のゆうパック送料(往路分)は、お客様のご負担となります。桐箱仕上げでは、真空パック袋に入れたまま桐箱に納めてお届けします。
料金の詳しい内訳は、ペット粉骨料金|一体ずつ丁寧に10,800円-陽だまり供養社でもご案内しています。
ペットの遺骨をどうするか、正解はひとつではありません。
迷っているなら、まず手元供養で自分のそばに置いておく
「もう大丈夫」と思えたときに、埋葬や散骨に進む
そばにいてほしい気持ちと供養したい気持ち、両方を叶えたいなら分骨という方法もある
犬も猫も、他の動物も、考え方は変わらない
今すぐでも、何年経ってからでも、相談するタイミングに遅すぎることはない
迷ったときは、「今、自分はどうしたいか」から考えてみてください。答えが出ないまま、ご相談だけいただいても大丈夫です。ご相談は無料で承っています。
LINEでも、ご相談をお受けしています
読んでいて気になったこと、ご遺骨の状態のことなど、
LINEから写真とあわせてお送りいただけます。
代表本人が、7:00〜23:00(年中無休)の間に順番にお返事します。